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こんばんわー
明日から出勤でーす
ガッデーム

図書館で三国志の本を借りてきました。
講談社選書メチエ『「三国志」の政治と思想-史実の英雄たち』という本です。
この本、

超おもしろかったです。

Amazon入荷待ちしてますよ。
この知識を自分のものにしたい。
政治と文化の面から三国時代を見つめる本です。
魏・呉・蜀はそれぞれが全く違う政治構造で成立していたことがわかりました。
各国の内部でも、さまざまな勢力が緊張関係にあり、複雑な利害関係があったこと。
歴史には偶然を超えた必然があることも、書いてあります。
ちなみにカクさんについての記述はほとんどないです。
それでもこの時代の文化的土壌を学べば、カクさんの孤独さが一層際立って切ないです。

ちなみに、魯粛さんが狂児の名をほしいままにした真実も明らかに。
魯粛さんを好きになる本です。
ぜひ読んでみてくださいね!

今までは、三国志を史実として読んできました。
三国志演義の中の、事実でない部分がどこなのかを知りたかったからです。
しかし、書かれた歴史もまた物語の側面を持っているという事を思い知らされました。
歴史は勝者の側からしか書かれないことと、書いた人がいるということを、忘れていたのです。
今回読んだ本で、袁紹が曹操に倒されるくだりを解説しています。
三国志では袁紹は決断に欠ける君主ですが、その家柄と統治で民からの信任を持っていたごく普通の、優秀な領主なのです。
その統治では立ち行かない乱世が来たけど、ありふれた手法で穏やかに国を治めていたといいます。
それが三国志で「決断に欠ける」と言われた部分に変化するのです。
多角的視点をずっと持ち続けて、もう一度三国志読みます。
まだまだ隠された真実があるに違いない・・・!

今日もお越しくださりありがとうございます。
ゆっくりしていってね
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プロフィール
HN:
姜悠来
年齢:
36
性別:
女性
誕生日:
1988/03/04
職業:
自由人になりたい
趣味:
大変多い
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